11月18日(月)より、RSウイルス母子免疫ワクチン「アブリスボ」の取り扱いを開始します。

RSウイルスは呼吸器の感染症で、特に生後6か月未満の赤ちゃんでは重症化することがあり注意が必要な感染症です。
このワクチンは妊婦さんに接種することにより、お母さんの体のなかで作られた抗体が、胎盤や臍の緒を通じて赤ちゃんに移行し、赤ちゃんにも免疫をつけることができます。

効果の持続時期は６か月ほどですが特に重症化しやすい時期の予防に役立ちます。
重症化予防効果は生後３か月時点で約80％、６か月時点で約70％とされています。

【接種方法】　筋肉注射　１回接種
【費　　用】　35,000円(税込)
【接種対象】　当院通院中の妊娠28週～34週の妊婦さん
※このワクチンは妊娠24週～36週の期間に接種できますが、妊娠28週からのほうがより効果的とされ、接種後２週間以内にお産になると効果が落ちるため、当院では妊娠28週～34週での接種を推奨しています。

接種は完全予約制です。
ご希望の方は接種希望日の２週間前の健診時にお申し出ください。
※お電話の場合は、希望日の１週間前までにご連絡をお願いします。
(WEBでの予約はできませんのでご了承ください。)